• 検索結果がありません。

2010年6月25日 財務 第74期 有価証券報告書 有価証券報告書|平成22年3月期(2009年度) | ロート製薬株式会社 y100625

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "2010年6月25日 財務 第74期 有価証券報告書 有価証券報告書|平成22年3月期(2009年度) | ロート製薬株式会社 y100625"

Copied!
122
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

【表紙】

【提出書類】

有価証券報告書

【根拠条文】

金融商品取引法第24条第1項

【提出先】

関東財務局長

【提出日】

平成22年6月25日

【事業年度】

第74期( 自 

平成21年4月1日 

至 

平成22年3月31日)

【会社名】

ロート製薬株式会社

【英訳名】

RO

H

TO

PH

ARM

ACEU

TI CAL 

CO

. , LTD

.

【代表者の役職氏名】

代表取締役社長 

吉 

野 

俊 

【本店の所在の場所】

大阪市生野区巽西1丁目8番1号

【電話番号】

大阪 

( 06) 6758−1231( 代表)

【事務連絡者氏名】

経理財務部長 

石 

﨑 

守 

【最寄りの連絡場所】

大阪市生野区巽西1丁目8番1号

【電話番号】

大阪 

( 06) 6758−1231( 代表)

【事務連絡者氏名】

経理財務部長 

石 

﨑 

守 

【縦覧に供する場所】

ロート製薬株式会社 

東京支社

( 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング20階)

ロート製薬株式会社 

名古屋支店

( 名古屋市西区牛島町2番5号 TO

M

I TA・BLD

. 10階

)

株式会社東京証券取引所

( 東京都中央区日本橋兜町2番1号)

株式会社大阪証券取引所

( 大阪市中央区北浜1丁目8番16号)

(2)

第一部 【企業情報】

第1 【企業の概況】

1 【主要な経営指標等の推移】

( 1) 連結経営指標等

回次 第70期 第71期 第72期 第73期 第74期

決算年月 平成18年3月 平成19年3月 平成20年3月 平成21年3月 平成22年3月 売上高 ( 百万円) 85, 854 95, 619 108, 131 110, 611 113, 429 経常利益 ( 百万円) 9, 766 10, 301 12, 338 11, 349 12, 770 当期純利益 ( 百万円) 6, 523 6, 617 7, 525 6, 139 7, 768 純資産額 ( 百万円) 62, 720 69, 955 69, 417 67, 117 73, 672 総資産額 ( 百万円) 112, 825 125, 320 120, 183 112, 086 120, 770 1株当たり純資産額 ( 円) 547. 97 605. 07 598. 87 565. 23 621. 03 1株当たり当期純利益 ( 円) 58. 62 57. 62 65. 10 52. 42 66. 06 潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

( 円) 55. 11 56. 22 63. 95 52. 07 65. 77 自己資本比率 ( %) 55. 6 55. 7 57. 7 59. 3 60. 5 自己資本利益率 ( %) 11. 8 10. 0 10. 8 9. 0 11. 1 株価収益率 ( 倍) 22. 0 23. 4 19. 2 17. 0 15. 5 営業活動による

キャッシュ・フロー

( 百万円) 7, 646 9, 358 12, 610 7, 364 15, 094 投資活動による

キャッシュ・フロー

( 百万円) △9, 261 △ 7, 526 △ 3, 981 △8, 996 △5, 716 財務活動による

キャッシュ・フロー

( 百万円) △ 506 △ 1, 504 △ 5, 660 △1, 373 △1, 940 現金及び現金同等物の

期末残高

( 百万円) 6, 657 7, 108 9, 709 6, 051 13, 272 従業員数

〔ほか、平均臨時 雇用者数〕

( 名) 2, 265

3, 017 〔846〕

3, 964 〔500〕

4, 617 〔513〕

4, 878 ( 注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。

2 当社は、平成18年3月期に平成17年11月18日付で普通株式1株につき2株の割合をもって株式分割しておりま す。

3 純資産額の算定にあたり、平成19年3月期から「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会 計基準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計 基準等の適用指針」(企業会計基準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準適用指針第8号)を適用してお ります。

(3)

( 2) 提出会社の経営指標等

回次 第70期 第71期 第72期 第73期 第74期

決算年月 平成18年3月 平成19年3月 平成20年3月 平成21年3月 平成22年3月 売上高 ( 百万円) 58, 608 62, 723 67, 426 70, 946 72, 921 経常利益 ( 百万円) 7, 059 7, 541 9, 100 10, 392 10, 502 当期純利益 ( 百万円) 4, 461 4, 664 5, 490 5, 379 6, 247 資本金 ( 百万円) 5, 409 5, 743 5, 860 6, 398 6, 398 発行済株式総数 ( 株) 114, 595, 243 115, 712, 240 116, 107, 795 117, 907, 528 117, 907, 528 純資産額 ( 百万円) 58, 844 63, 458 62, 594 67, 246 72, 616 総資産額 ( 百万円) 90, 470 95, 202 91, 586 92, 157 99, 786 1株当たり純資産額 ( 円) 514. 14 549. 60 540. 37 566. 73 612. 51 1株当たり配当額

( 内1株当たり 中間配当額)

( 円) ( 円)

15. 00 ( 10. 00)

11. 00 ( 5. 00)

12. 00 ( 6. 00)

13. 00 ( 6. 00)

14. 00 ( 7. 00) 1株当たり当期純利益 ( 円) 40. 02 40. 61 47. 50 45. 93 53. 12 潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

( 円) 37. 62 39. 63 46. 66 45. 63 52. 89 自己資本比率 ( %) 65. 0 66. 7 68. 3 72. 3 72. 2

自己資本利益率 ( %) 8. 4 7. 6 8. 7 8. 3 9. 0

株価収益率 ( 倍) 32. 2 33. 2 26. 3 19. 4 19. 3 配当性向 ( %) 25. 0 27. 1 25. 3 28. 3 26. 4 従業員数

〔ほか、平均臨時 雇用者数〕

( 名) 956

1, 015 〔16〕

1, 111 〔14〕

1, 229 〔20〕

1, 457 ( 注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。

2 平成18年3月期に平成17年11月18日付で普通株式1株につき2株の割合をもって株式分割しておりますが、1 株当たり中間配当額は分割前の株式に対するものであります。また、配当性向は、当期首に当該株式分割が行 われたと仮定して算出しております。

3 純資産額の算定にあたり、平成19年3月期から「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会 計基準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計 基準等の適用指針」(企業会計基準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準適用指針第8号)を適用してお ります。

4 平成22年3月期の1株当たり配当額14円(1株当たり中間配当額7円)には、記念配当1円(目薬発売100周 年)を含んでおります。

(4)

2 【沿革】

明治32年2月

大阪市南区( 現中央区) で信天堂山田安民薬房を創業、

医薬品の製造販売を開始。

昭和24年9月

ロート製薬株式会社を設立、

信天堂山田安民薬房の営業権その他一切を継承。

昭和31年10月

布施市( 現東大阪市) に布施工場を新設し、

旧事業場を廃止統合。

昭和34年11月

大阪市生野区( 現在地) に本社・研究所・工場の総合事業場を開設し、

旧事業場を廃

止統合。

昭和36年10月

大阪証券取引所市場第二部に上場。

昭和37年10月

東京証券取引所市場第二部に上場。

昭和39年8月

東京証券取引所・大阪証券取引所の市場第一部に指定。

昭和49年11月

株式会社日本ジョセフィン社( 現・株式会社アンズコーポレーション、

持分法適用

会社) に資本参加。

昭和50年8月

メンソレータム社より日本国内の商標専用使用権を取得。

昭和60年2月

東京都千代田区に東京営業所を開設。

昭和60年4月

「医薬品の安全性試験の実施に関する基準」に基づき研究棟を増設。

昭和61年7月

名古屋市名東区に名古屋営業所を開設。

昭和63年7月

メンソレータム社( 現・連結子会社) を買収し、

経営権を取得。

平成3年4月

福岡市博多区に福岡営業所を開設。

平成7年4月

東京・名古屋・福岡の各営業所をそれぞれ東京支店・名古屋支店・福岡支店に改

称。

平成8年9月

ロート・インドネシア社( 現・連結子会社) をインドネシアに設立。

平成8年12月

東京都港区に東京支店を移転し、

東京支社に改称。

平成9年8月

ロート・メンソレータム・ベトナム社( 現・連結子会社) をベトナムに設立。

平成10年3月

ロートUSA( メンソレータム社等の持株会社、

現・連結子会社) を米国に設立。

平成10年5月

三重県上野市( 現伊賀市) に上野テクノセンター( 中央物流センター・研究所・工場

を含む総合事業所) を開設し、

中央物流センターの操業を開始。

平成10年7月

ロート・メンソレータム・ベトナム社のベトナム工場が完成、

点眼剤等の生産開

始。

平成10年7月

メンソレータム社がオーチャードパーク市( 米国ニューヨーク州) に本社・工場を

建設、

移転。

平成10年12月

上野テクノセンター内に上野工場を新設。

平成11年9月

上野工場で点眼剤の生産開始。

平成14年6月

本社内に新事務棟( 中央棟) を新設。

平成15年1月

エムジーファーマ株式会社( 現・連結子会社) を買収し、

経営権を取得。

平成15年4月

上野テクノセンター内に第2工場棟を新設、

スキンケア関連の生産開始。

平成16年12月

平成17年7月

平成18年5月

メンソレータム社がグラクソスミスクライングループから、

ニキビ治療薬『OXY

( オキシー) 』事業の営業権を取得。

森下仁丹株式会社との共同出資による販売会社、

株式会社メディケアシステムズ

(現・連結子会社)を設立。

京都府相楽郡木津町(現木津川市、

関西文化学術研究都市)に新研究所ロートリ

サーチビレッジ京都を開設。

平成19年2月

目黒化工株式会社(現・連結子会社)を買収し、

経営権を取得。

(5)

3 【事業の内容】

当社グループは、

当社、

子会社23社及び関連会社7社で構成され、

アイケア関連、

スキンケア関連、

内服関

連、

その他( 体外検査薬、

花粉関連品、

義歯関連品、

衛生雑貨等) の製造販売を主な事業内容としております。

当社グループの各事業に係わる位置付け及び事業の種類別セグメントとの関連は、

次のとおりでありま

す。

( アイケア関連)

目薬、

洗眼薬、

コンタクトレンズ関連品( コンタクトレンズ、

コンタクトレンズ用ケア剤) 等を製造、

販売

しております。

[主な関係会社]

( 製造・販売)

メンソレータム社・中国、

ロート・メンソレータム・ベトナム社

( 販売)

メンソレータム社、

メンソレータム社・イギリス、

メンソレータム社・アジアパシフィック、

メンソ

レータム社・台湾

( スキンケア関連)

メンソレータム、

保湿鎮痒剤、

リップクリーム、

ハンドクリーム、

にきび用剤、

日焼け止め、

機能性化粧品

等を製造、

販売しております。

[主な関係会社]

( 製造・販売)

メンソレータム社、

メンソレータム社・イギリス、

メンソレータム社・中国、

ロート・メンソレータ

ム・ベトナム社、

目黒化工㈱、

㈱アンズコーポレーション

( 販売)

メンソレータム社・アジアパシフィック、

メンソレータム社・台湾

( 内服関連)

胃腸薬、

胃腸内服液、

総合感冒薬、

漢方薬、

サプリメント等を製造、

販売しております。

[主な関係会社]

( 製造・販売)

メンソレータム社、

エムジーファーマ㈱、

目黒化工㈱

( 販売)

メンソレータム社・イギリス、

メンソレータム社・アジアパシフィック、

ロート・メンソレータム

・ベトナム社、

㈱メディケアシステムズ、

㈱アンズコーポレーション

( その他)

体外検査薬( 妊娠検査薬、

排卵日検査薬など) 、

花粉関連品、

義歯関連品( 義歯洗浄剤、

洗浄用容器など) 、

衛生雑貨( かぜ・花粉用マスクなど) 等を製造、

販売しております。

[主な関係会社]

( 製造・販売)

メンソレータム社、

メンソレータム社・イギリス、

メンソレータム社・中国、

目黒化工㈱

( 販売)

メンソレータム社・アジアパシフィック、

メンソレータム社・台湾、

㈱メディケアシステムズ、

㈱ア

ンズコーポレーション

(6)

事業の系統図は次のとおりであります。

(7)

4 【関係会社の状況】

名称 住所

資本金又は 出資金 ( 百万円)

主要な事業 の内容

議決権の 所有割合

( %)

関係内容

( 連結子会社)   千米ドル      

ロートUSA ( 注) 2

米国

ニューヨーク州

84, 100 その他 ( 投資管理)

100. 0

メンソレータム社等に対する投資 管理

役員の兼任2名

メンソレータム社 ( 注) 2

米国

ニューヨーク州

千米ドル

62, 000

アイケア関連 スキンケア関連 内服関連 その他

100. 0 ( 100. 0)

当社製品の販売

当社が借入金に対して債務保証 当社が商標権使用料を支払 役員の兼任2名

メンソレータム社・ イギリス

英国

スコットランド

千英ポンド

1, 900

アイケア関連 スキンケア関連 内服関連 その他

100. 0 ( 100. 0)

当社及びメンソレータム社製品等 の販売

役員の兼任1名

メンソレータム社・ アジアパシフィック

中国 香港

千香港ドル

23, 320

アイケア関連 スキンケア関連 内服関連 その他

100. 0 ( 100. 0)

当社及びメンソレータム社、メン

ソレータム社・中国の製品等の販売 役員の兼任1名

メンソレータム社・中国 ( 注) 2

中国 広東省

千元

153, 800

アイケア関連 スキンケア関連 その他

100. 0 ( 100. 0)

メンソレータム社・アジアパシフ ィックを通じて海外へ製品の販売 当社へ製品の販売

役員の兼任1名

メンソレータム社・台湾 台湾 台北市

千台湾元

12, 000

アイケア関連 スキンケア関連 その他

100. 0 ( 100. 0)

当社製品の販売

ロート・メンソレータム・ ベトナム社

( 注) 2

ベトナム ビンズオン省

百万ベトナムドン

140, 500

アイケア関連 スキンケア関連 内服関連 その他

100. 0

当社が原材料を販売 当社へ製品等の販売

当社が借入金に対して債務保証 役員の兼任2名

㈱メディケアシステムズ ( 注) 2

大阪市生野区

90 内服関連 その他

90. 0

当社及びエムジーファーマ㈱製品 等の販売

役員の兼任3名

目黒化工㈱ 東京都目黒区

40

スキンケア関連 内服関連 その他

100. 0

当社製品の受託製造

当社が借入金に対して債務保証 役員の兼任1名

その他12社      

( 持分法適用関連会社)      

㈱アンズコーポレーション 大阪市中央区 90

スキンケア関連 内服関連 その他

39. 0

当社へ製品の販売 役員の兼任2名

( 注) 1 主要な事業の内容欄には、事業の種類別セグメントの名称を記載しております。 2 特定子会社であります。

3 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。 4 議決権の所有割合の( 内書) は、間接所有割合であります。

(8)

5 【従業員の状況】

( 1) 連結会社の状況

平成22年3月31日現在

事業の種類別セグメントの名称 従業員数( 名)

アイケア関連 1, 275

スキンケア関連 2, 559

内服関連 369

その他 576

全社( 共通) 99

合計 4, 878

( 注)1 全社(共通)として記載されている従業員数は、当社の総務部門等管理部門に所属しているものであり ます。

( 2) 提出会社の状況

平成22年3月31日現在 従業員数( 名) 平均年齢( 歳) 平均勤続年数( 年) 平均年間給与( 千円)

1, 457 36. 0 8. 4 6, 467

( 注) 1 従業員数は就業人員であり、契約社員及び嘱員( 612名) を含めて表示しております。 2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 前事業年度末に比べ従業員数が228名増加しておりますが、この増加の大部分は生産部門の派遣社員を直接雇 用化したことによるものであります。

( 3) 労働組合の状況

提出会社の労働組合には、

昭和24年に企業内単一組合として結成されたロート製薬労働組合( 平成22年

3月末現在 

組合員数816名) があります。

会社と組合との間には、

特記すべき事項もなく円滑な労使関係を維持しております。

(9)

第2 【事業の状況】

1 【業績等の概要】

( 1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、

輸出や生産の増加によって一部の製造業の業績に持ち直しの

動きが見られるものの、

厳しい雇用・所得環境などから消費者の生活防衛意識は強く、

個人消費は低迷い

たしました。

一方、

世界経済は、

主要各国の積極的な政策対応を受けて緩やかな回復傾向を示し、

特にアジ

アでは、

中国の内需拡大を中心として順調に推移いたしました。

このような状況のもと、

当社グループは顧客志向の新製品開発やマーケティング活動により新規分野へ

の展開を図るとともに、

既存分野においても高付加価値の製品を開発し市場の活性化に努めました。

売上高は、

国内につきましては、

ヘルスケア市場が伸び悩む中、

「肌研(ハダラボ)」シリーズや「50

の恵」シリーズなどビューティ関連が順調であったことに加え、

わかりやすい漢方薬「和漢箋」シリー

ズも好調で増収に寄与いたしました。

一方、

天候要因などにより日焼け止めや花粉関連品は伸び悩みまし

た。

海外におきましては、

円高進行による為替換算の影響もあり、

北米は減収となりましたが、

アジアは中

国をリード役に順調でありました。

その結果、

売上高は1, 134億2千9百万円(前期比2. 5%増)と17期連続増収を達成することができまし

た。

利益面につきましては、

売上が堅調に推移したことに加え、

販売費及び一般管理費の効率的活用に努め

ました結果、

営業利益125億4千4百万円(同7. 8%増)、

経常利益127億7千万円(同12. 5%増)、

当期純利

益77億6千8百万円(同26. 5%増)となりました。

なお、

経常利益、

当期純利益は過去最高を更新いたしま

した。

①事業の種類別セグメントの業績を示すと、

次のとおりであります。

( アイケア関連)

主力の目薬・洗眼薬は、

9月に発売いたしました「ロートリセ洗眼薬」が好調で、

解眼新書シリーズな

ど高付加価値型目薬も堅調に推移したものの、

中高年向けやコンタクトレンズユーザー向け目薬は価格

競 争 の 激 化 も あ り 伸 び 悩 み ま し た 。

ま た 、

3 月 に リ ニ ュ ー ア ル い た し ま し た 爽 快 感 が 冴 え わ た る 目 薬

「ロートジー」シリーズも増収に寄与いたしました。

一方、

コンタクトレンズ関連品は、

競争が激化して

いることやハードコンタクトレンズ用ケア剤が苦戦したことにより、

若干の減収となりました。

海外におきましては、

円高の影響がありましたが、

中国における目薬の売上が回復したことにより増収

となりました。

アイケア関連トータルでは、

売上高258億4千万円(前期比0. 8%増)、

営業利益は72億6千1

百万円(同2. 6%減)となりました。

( スキンケア関連)

国内においては、

冷夏、

暖冬に加え今年に入ってからの寒波の到来など天候要因の影響を受けたもの

の、

季節要因に影響を受けにくい化粧品は順調でありました。

特に、

「肌研(ハダラボ)」シリーズは、

費 者 の 機 能 性 の み な ら ず 費 用 対 効 果 を 重 視 す る 購 買 行 動 の 変 化 に よ り 好 調 に 推 移 し て お り 、

「 5 0 の

恵」シリーズ、

男性用化粧品「オキシー」シリーズも増収に寄与いたしました。

一方、

「オバジ」シリー

ズは新製品の「オバジダーマフォースアイ」が堅調であったものの、

景気低迷の影響もあり伸び悩みま

した。

海外におきましては、

円高の影響もあり伸び悩んでおりますが、

現地通貨ベースでは増収を確保いたし

ました。

特に、

アジアでは中国を中心に「肌研(ハダラボ)」シリーズや男性用化粧品「オキシー」シ

リーズ及び「メンソレータムフォーメン」シリーズが順調に推移しております。

その結果、

スキンケア関

連トータルでは、

売上高662億6百万円(同4. 9%増)、

営業利益は66億4千8百万円(同11. 0%増)となり

ました。

( 内服関連)

わかりやすく身近な漢方薬として、

一般用漢方薬市場をリードしてきた「和漢箋」シリーズは、

「ロー

ト 防 風 通 聖 散 錠 」 を リ ー ド 役 に 、

6 月 に 発 売 い た し ま し た 「 ロ ー ト 防 已 黄 耆 湯 錠 ( ぼ う い お う ぎ と う

じょう)」が好調なことに加え、

10月に風邪薬「銀翹解毒散(ぎんぎょうげどくさん)エキス細粒」及

び女性のQOLを高めるために月経の不調を改善する「ロート温経湯錠(うんけいとうじょう)」を新

発売し、

シリーズ合計の売上高は約45億円となりました。

一方、

胃腸薬や風邪薬などが苦戦したことによ

り、

内服関連トータルでは、

売上高161億6百万円(同2. 0%減)、

営業利益は11億4千9百万円(同69. 2%

増)となりました。

(10)

( その他)

新型インフルエンザの流行によるマスク需要があったものの、

インフルエンザ検査キット「キャピリ

ア」の取り扱い中止や競合激化によって妊娠検査薬が伸び悩んだことに加え、

改正薬事法が6月に施行

されたことに伴い医療用体外診断用医薬品である「ドゥーテストLH」の取扱店が減少したことが影響

いたしました。

その結果、

その他分野トータルでは売上高52億7千6百万円(同3. 0%減)、

営業利益は3億8

千6百万円(同113. 1%増)となりました。

②所在地別セグメントの業績を示すと、

次のとおりであります。

( 日本)

冷夏、

暖冬に加え今年に入ってからの寒波の到来など天候要因の影響を受けたものの、

季節要因に影響

を受けにくい化粧品は順調でありました。

特に、

「肌研(ハダラボ)」シリーズが好調に推移しており、

「50の恵」シリーズ、

男性用化粧品「オキシー」シリーズも順調でありました。

また、

アイケアはコン

タクトレンズ関連品が苦戦いたしましたが、

「ロートリセ洗眼薬」「ロートジー」など新製品、

リニュー

アル品が堅調でありました。

さらに、

一般用漢方薬市場をリードしてきた「和漢箋」シリーズも「ロート

防風通聖散錠」をリード役に「ロート防已黄耆湯錠(ぼういおうぎとうじょう)」も増収に寄与いたし

ました。

その結果、

外部顧客への売上高は805億8千6百万円(前期比2. 1%増)となりました。

損益面につきまし

ては、

売上高が好調に推移したことに加え、

販売費及び一般管理費の効率的活用に努めました結果、

営業

利益は103億9千4百万円(同1. 0%増)となりました。

( 北米)

リップクリームや目薬など堅調に推移した商品はあったものの、

為替換算の影響が大きく、

外部顧客へ

の売上高は78億1千6百万円(同3. 0%減)となりました。

損益面につきましては、

在外子会社の持つのれ

ん等の償却を11億2百万円実施した影響により、

営業損失は3億9千9百万円(前期の営業損失は10億1千5

百万円)となりました。

( ヨーロッパ)

リ ッ プ ク リ ー ム や 「 オ キ シ ー 」 シ リ ー ズ な ど が 堅 調 で 、

外 部 顧 客 へ の 売 上 高 は 46億 6千 2百 万 円 ( 同

2. 8%増)となりました。

損益面につきましては、

現地通貨では増益となったものの為替換算の影響が大

きく、

営業利益は3億8千3百万円(同 0. 0%減)となりました。

( アジア)

「肌研(ハダラボ)」シリーズやメンズスキンケア関連が好調なことに加え、

既存のスキンケアや目

薬も堅調に推移しており、

外部顧客への売上高は190億7千8百万円(同6. 4%増)となりました。

損益面に

つきましては、

新ブランド立ち上げのための販促費が増加したものの、

売上が好調に推移したことによ

り、

営業利益は21億8千9百万円(同10. 9%増)となりました。

( その他)

為替換算の影響があったものの、

「オキシー」シリーズなどが堅調で、

外部顧客への売上高は12億8千5

百万円(同11. 9%増)と増収を確保いたしました。

損益面につきましては、

広告販促費が増加したため、

営業利益は5千9百万円(同41. 3%減)となりました。

  ( 注)  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(11)

( 2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。

)は、

前連結会計年度末に比べ72

億2千1百万円増加し、

132億7千2百万円となりました。

( 営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、

150億9千4百万円と前連結会計年度に比べ77

億3千万円増加しました。

これは、

税金等調整前当期純利益が124億1千2百万円(前期は92億4千4百万円)

と増加したことや資金の減少要因であるたな卸資産の増加額が11億8千3百万円(前期は29億9千4百万

円)と減少したこと等によるものであります。

( 投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、

57億1千6百万円と前連結会計年度に比べ32

億8千万円減少しました。

これは、

有形固定資産の取得による支出が41億2千万円(前期は59億9千6百万

円)と減少したことや投資有価証券の取得による支出が8億6千6百万円(前期は24億8百万円)と減少し

たこと等によるものであります。

( 財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、

19億4千万円と前連結会計年度に比べ5億6千

6百万円増加しました。

これは、

長期借入金の返済による支出が借入れによる収入を4億円上回った(前期

は1億4千1百万円上回った)こと等によるものであります。

(12)

2 【生産、

受注及び販売の状況】

( 1) 生産実績

当連結会計年度における生産実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、

次のとおりであります。

事業の種類別セグメントの名称 生産高( 百万円) 前期比( %)

アイケア関連 31, 834 △ 4. 4

スキンケア関連 54, 783 △20. 6

内服関連 11, 445 △ 7. 1

その他 2, 638 △ 1. 2

合計 100, 702 △14. 1

( 注) 1 金額は、販売価格によっております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

( 2) 仕入実績

当連結会計年度における仕入実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、

次のとおりであります。

事業の種類別セグメントの名称 仕入高( 百万円) 前期比( %)

アイケア関連 910 △16. 2

スキンケア関連 7, 242 △16. 2

内服関連 2, 895 +6. 1

その他 2, 019 +38. 8

合計 13, 069 △ 6. 1

( 注) 1 金額は、仕入価格によっております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

( 3) 受注状況

一部の子会社では受注生産を行っておりますが、

大部分は見込生産でありますので記載しておりませ

ん。

(13)

( 4) 販売実績

当連結会計年度における販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、

次のとおりであります。

事業の種類別セグメントの名称 販売高( 百万円) 前期比( %)

アイケア関連 25, 840 +0. 8

スキンケア関連 66, 206 +4. 9

内服関連 16, 106 △ 2. 0

その他 5, 276 △ 3. 0

合計 113, 429 +2. 5

( 注) 1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合

相手先

前連結会計年度 当連結会計年度

販売高( 百万円) 割合( %) 販売高( 百万円) 割合( %)

㈱大木 24, 550 22. 2 24, 304 21. 4

㈱Pal t ac 14, 076 12. 7 15, 553 13. 7 2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3 【対処すべき課題】

( 1) 当面の対処すべき課題の内容

ヘルスケア市場は、

高齢化社会の本格化や人々の健康志向の高まりによってますます重要度を増して

きている一方、

業種業態を越えた企業の新規参入など競争環境は一層の激化が懸念されるところであり

ます。

さらにOTC医薬品におきましては、

平成21年6月施行の薬事法改正による販売制度の改革などに

より、

市場環境は大きく変わろうとしております。

このような状況のもと、

当社は医薬品の枠に留まることなく消費者が常に望んでいる「何か・新しい

もの」を追い求め、

広くヘルス&ビューティ分野において、

新たなニーズに対応した高付加価値製品の開

発や新ブランドの育成に努め、

その分野でトップあるいは主要なブランドを築くことを目指しておりま

す。

当社は、

このような環境の大きな変化の中にあって、

開発と技術力の優位性こそが消費者の皆様のご支

持をいただき市場競争力を高めるキーファクターと考えております。

そのために、

研究所「ロートリサー

チビレッジ京都」を拠点に、

ヘルスケア分野の技術基盤強化をはじめ、

抗老化や予防領域への取り組み、

ベンチャー企業とのコラボレーション、

国内外研究者との共同研究の推進を図るなど、

ヘルス&ビュー

ティ分野における総合的な研究体制の構築を積極的に推進しているところであります。

また、

厳しい環境下、

当社グループが成長していくにはグローバル展開が重要です。

特に、

中国やベトナ

ムなどアジア地域での事業拡大を加速するために、

日本を含めたアジア一体運営を推進しております。

ジア地域に早くから展開してきたアドバンテージを活かして、

より一層の成長を達成してまいります。

た、

北米やヨーロッパにおいてもロートグループのシナジーが発揮できるよう、

積極的に展開してまいり

ます。

今後とも、

医薬品メーカーとして安全で高品質な製品を提供することはもちろんのこと、

お客様に信頼

され多様なニーズに応えられる新しい分野を開拓し、

さらなる事業の拡大と業績向上へ向けて鋭意努力

を重ねてまいります。

(14)

( 2) 株式会社の支配に関する基本的方針

① 基本方針

当社は、

会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方としては、

当社の経営理念、

企業価

値のさまざまな源泉、

当社を支えるステークホルダーとの信頼関係を十分に理解し、

当社の企業価値ひ

いては株主共同の利益を中長期的に確保、

向上させる者でなければならないと考えております。

そし

て、

最終的には株主様の意思によるべきものと考え、

IR活動等を通じて事業内容の適時開示に努めて

おります。

また、

当社は、

永年蓄積した製品開発技術・企画力・製品生産技術や営業ノウハウを活用することに

よって顧客満足度をより高めることを経営の基本施策として、

長期的視野に立った経営を行い、

現在の

安定した強固な財務基盤を形成し、

高収益、

高配当を実現しております。

当社は、

経営の効率性や収益性を高める観点から、

専門性の高い業務知識や営業ノウハウを兼ね備え

た者が取締役に就任して、

当社の財務及び事業方針の決定につき重要な職務を担当することが、

会社の

企業価値ひいては株主共同の利益に資するものと考えております。

従いまして、

法令及び定款によって

許容される限度において当社グループの企業価値又は株主共同の利益確保・向上のための相当な措置

を講じることを、

当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針としてお

ります。

② 基本方針実現のための取り組み

[ 1] 基本方針の実現に資する取り組み

当社のコーポレートスローガン「よろこビックリ誓約会社」が示しているとおり、

ますます多様

化する健康と美へのご要望に対して、

「お客様の『期待値を超えた満足 ( =感動) 』」を提供し続け

る た め に 、

新 た な 価 値 の あ る 製 品 を お 届 け で き る よ う 製 品 の 開 発 、

製 造 に 努 め る と 同 時 に 、

商 品 や

サービスに「喜びに満ちた驚き」をこめて、

さらに一歩一歩お客様に近づいてまいります。

また、

果的なマーケティング活動を行うことで、

安全・安心のブランドとしてお客様から高いご支持をい

ただく、

市場競争力のある製品群を多くの分野で展開しております。

当社は、

アイケア事業、

スキンケ

ア事業、

内服事業、

その他周辺事業並びに海外事業、

新規事業など、

当社及び当社グループの事業構成

とその方向性を明確にし、

選択と集中による経営資源の配分見直しを継続的に進め、

これら各事業を

将来にわたって拡大・発展させる各種布石を着実に打つことにより、

今後の収益基盤の一層の安定

と確立に努めております。

今後も引き続き資本効率を高める積極的な事業投資、

設備投資を行い、

業価値の向上、

ひいては株主共同の利益の最大化に取り組んでまいります。

また、

当社は、

社会的責任への取り組み強化も積極的に推進しております。

法令遵守や企業倫理の一

層の浸透に努めるとともに、

社会的責任に対する真摯な姿勢・誠実な対応がお客様から信頼され、

される会社であるための要件であることを自覚し、

ヘルスケアメーカーとして常に安全・安心の製

品をお客様へお届けする品質保証体制の強化に努めております。

併せて、

国民の健やかなエンジョイ

ライフを支援するために、

スポーツや各種文化活動・イベントの協賛等にも積極的に取り組んでお

り ま す 。

現 在 当 社 で は 、

よ り 高 い レ ベ ル で の 企 業 の 社 会 的 責 任 を 果 た す た め 、

C S R 推 進 担 当 部 署

(CSR=「企業の社会的責任」)を設置し、

一層細やかな対応を目指して取り組んでいるところ

であります。

さらには、

環境マネジメントの推進、

コンプライアンス体制の確立、

リスクマネジメント

等の充実にも鋭意深耕しているところです。

コーポレートガバナンスにつきましては、

平成14年5月より執行役員制度を導入し意思決定のス

ピードアップと活力ある組織運営に努めてまいりました。

また刻々と変化する経営環境に迅速かつ

緊張感をもって対応するため取締役の任期を1年としております。

(15)

[ 2] 基本方針に照らして不適切な者が支配を獲得することを防止するための取り組み

当社は、

平成19年5月15日開催の当社取締役会において「当社株式の大量取得行為に関する対応

策」( 以下「本プラン」といいます。

) の導入を決議し、

平成19年6月26日開催の当社第71回定時株

主総会において、

本プランを導入することの承認を得ておりました。

(「当社株式の大量取得行為に関する対応策」の概要)

本プランは、

当社株式の大量買付が行われた際、

それに応じるべきか否かを株主の皆様が判断する

ために必要な情報や時間を確保したり、

株主の皆様のために交渉を行うこと等を可能とし、

また、

記基本方針に反し、

当社の企業価値・株主共同の利益を毀損する買付等を阻止することにより、

当社

の企業価値・株主共同の利益を確保・向上させることを目的としております。

本プランは、

( i ) 当社が発行者である株券等について、

保有者の株券等保有割合が20%以上となる

買付、

又は( ⅱ) 当社が発行者である株券等について、

公開買付に係る株券等所有割合及びその特別

関係者の株券等所有割合の合計が20%以上となる公開買付 ( 以下「買付等」と総称します。

) を対

象とします。

当社の株券等について買付等が行われる場合、

当該買付等に係る買付者等には、

買付内容等の検討

に必要な情報及び本プランを遵守する旨の誓約文言等を記載した書面の提出を求めます。

その後、

付者等から提出された情報や当社取締役会からの意見や根拠資料、

これに対する代替案 ( もしあれ

ば) が、

当社経営陣から独立した者のみから構成される独立委員会に提供され、

その評価、

検討を経

るものとします。

独立委員会は、

外部専門家等の助言を独自に得たうえ、

買付内容の評価・検討、

当社取締役会の提示

した代替案の検討、

買付者等との交渉、

株主に対する情報開示等を行います。

独立委員会は、

買付者等が本プランに規定する手続きを遵守しなかった場合、

又は当該買付等の内

容の検討、

買付者等との協議の結果、

当該買付等が当社の企業価値ひいては株主共同の利益に対する

明白な侵害をもたらすおそれのある買付等である場合など、

本プランに定める要件に該当する買付

等であると認めた場合には、

独立委員会規則に従い、

当社取締役会に対して、

新株予約権の無償割当

てを実施することを勧告します。

この新株予約権には、

買付者等による権利行使が認められないとい

う行使条件及び当社が買付者等以外の者から当社株式その他の財産と引換えに新株予約権を取得す

ることができる旨の取得条項が付されております。

当社取締役会は、

独立委員会の上記勧告を最大限

尊重して新株予約権無償割当ての実施、

又は不実施等の決議を行うものとします。

当社取締役会は、

上記決議を行った場合、

速やかに、

当該決議の概要その他当社取締役会が適切と判断する事項につい

て、

情報開示を行います。

本プランの有効期間は原則として3年間としておりますが、

有効期間の満了前であっても、

当社取

締役会により本プランを廃止する旨の決議が行われた場合には、

本プランはその時点で廃止される

ことになります。

本プラン導入後であっても、

新株予約権無償割当てが実施されていない場合、

株主の皆様に直接具

体的な影響が生じることはありません。

他方、

本プランが発動され、

新株予約権無償割当てが実施された場合、

株主の皆様が新株予約権行使

の手続きを行わないとその保有する株式が希釈化される場合があります。

(但し、

当社が当社株式を

対価として新株予約権の取得を行った場合、

株式の希釈化は生じません。

)

その後、

当社を取り巻く経営環境が変化し、

また、

金融商品取引法による大規模買付行為に関する手

続きの整備・変更等があり、

株主の皆様並びに当社取締役会が大規模買付行為を適切に判断するた

めの情報や時間を確保するという本プラン導入の目的も、

一定程度担保されるようになりました。

このような状況を勘案し、

当社は、

本年6月に有効期間満了を迎える本プランの取扱いについて慎

重に協議を重ねた結果、

平成22年5月11日開催の当社取締役会において、

本プランを平成22年6月24

日開催の当社第74回定時株主総会終結の時をもって有効期間満了により終了とし、

継続しないこと

を決議いたしました。

なお、

本プラン非継続後も引き続き、

当社株式の大量買付が行われた際には、

株主共同の利益の確保

・向上のため、

適時適切な情報開示に努めるとともに、

その時点において適切な対応を行ってまいり

ます。

(16)

③ 具体的取り組みに対する当社取締役会の判断及びその理由

当社事業計画は、

当社の企業価値・株主共同の利益を継続的かつ持続的に向上させるための具体的

方策として策定されたものであり、

まさに当社の基本方針に沿うものであります。

また、

大量買付者が

現れた場合の対応も、

当社の企業価値・株主共同の利益の確保・向上を目的とするものであります。

したがいまして、

上記の取り組みは、

企業価値ひいては株主共同の利益に資するものであって、

当社の

会社役員の地位の維持を目的とするものではありません。

4 【事業等のリスク】

当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性のある主なリスクには以下のようなものが

あります。

なお、

当社グループはこれらのリスクの発生可能性を認識したうえで、

発生の回避及び発生した

場合の対応に努める方針であります。

本項においては、

将来に関する事項が含まれておりますが、

当該事項は当連結会計年度末現在において判

断したものであります。

( 1) 法的規制並びに制度・行政

当社グループの事業は、

薬事法等関連法規の規制( 規制緩和も含む) の影響を受けます。

将来、

これら

の規制が変更された場合、

業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

( 2) 海外展開

当社グループはグローバルに事業展開をしており、

近年海外シェアが増加傾向にあります。

(当連結

会計年度の海外売上高は、

連結売上高の26. 6%)このため、

現地での予期せぬ政治的及び経済的状況の

悪化並びに法規制の変更等により、

業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

( 3) 特定の取引先への依存

当社の取引高は、

得意先の上位10社に売上高の89. 5%が集中しており、

上位取引先の営業活動の状況

や倒産等による貸倒れが発生した場合は、

業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

( 4) 他社との提携解消

当社グループは、

共同開発、

共同販売、

製品導入( ライセンス契約に基づく製造販売も含む) 等さまざ

まな形で他社との提携を行なっておりますが、

今後、

何らかの事情によりこれらの提携関係を解消する

ことになった場合、

業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

( 5) 事業投資

当社グループは、

既存事業の拡大や新たな事業展開を図るため、

当社グループ及びグループ外の他社

との提携関係の強化又は新規提携を行うことがあります。

そのため、

他社と提携して新会社の設立、

は既存の企業へ投資する等の投資活動を行っており、

今後も投資活動を行う可能性があります。

投資先

の企業価値や株式等の市場価値が下落した場合、

業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

( 6) 販売中止、

製品回収等

当社グループの製品の一部が、

製品の欠陥、

予期せぬ副作用、

異物混入等により、

販売中止又は製品回

収などの事態となった場合、

業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

( 7) 知的財産権、

訴訟

当社グループが知的財産を適切に保護できない場合、

第三者が当社グループの技術等を使用し当社

グループの市場における競争力に悪影響を与える可能性があります。

また、

当社グループは第三者の知

的財産権を侵害しないように留意し、

調査を行なっておりますが、

万一、

当社グループが第三者の知的

財産権を侵害した場合には、

損害賠償請求等の訴えを起こされる可能性や対価の支払等が発生し、

業績

や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

知的財産権以外にも製造物責任関連、

環境関連、

その他

に関して訴訟を提起される可能性があり、

訴訟等の内容及び結果によっては、

業績や財政状態に影響を

及ぼす可能性があります。

( 8) 情報システム・情報管理

当社グループでは、

各種の情報システムを利用して業務を遂行しているため、

システムの停止や機能

障害により効率的な業務遂行を妨げる可能性があり、

また、

個人情報を含め多くの情報を保有している

ため、

社内管理体制を整備し、

情報管理の充実を図っておりますが、

万一情報漏洩が発生するような場

合には、

信用失墜により、

業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

( 9) 自然災害

当社グループは、

国内で販売する主要な製品を、

本社工場、

上野工場の2ヶ所で生産しており、

また、

ほとんどの製品は中央物流センターから出荷しております。

安全管理には、

十分に注意を払っておりま

すが、

当該工場や物流センター等が火災、

地震その他の災害等により操業停止となった場合は、

業績や

財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(17)

( 10) 為替、

株価、

金利の変動

当社グループはグローバルな事業展開をしていることから、

為替レートの変動が、

業績や財政状態に

影響を及ぼす可能性があります。

また、

時価のある有価証券、

有利子負債等を保有しており、

株価や金利

の動向等が、

業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

( 11) その他の外部要因

冷夏・暖冬・花粉飛散量等の季節要因による出荷・返品の増減、

及び厳しい競合環境下での予想を

上回る市場価格の低下等が、

業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

上記以外にも様々なリスクがあり、

ここに記載されたものが当社グループのすべてのリスクではありま

せん。

5 【経営上の重要な契約等】

当連結会計年度において、

経営上の重要な契約等は行われておりません。

6 【研究開発活動】

当社グループは、

消費者の快適性の向上を実現する高機能を付加した製品の提供を目的として、

アイケ

ア関連、

スキンケア関連、

内服関連を中心に、

独創的かつ差別化した製品の研究開発活動を積極的に展開

しております。

当社では、

当連結会計年度において医療用成分のOTC化への積極的取り組み、

新規領域

への参入、

機能性化粧品や特定保健用食品を含む高機能食品の領域に実効があり独自性の高い新製品を

投入することによって事業基盤のさらなる強化を図っております。

また、

研究所を拠点に、

国内外の外部

機関との共同研究の推進を図るなど研究開発の幅を広げると同時に効率化を促進し、

製品のスピード開

発を進めてまいります。

当連結会計年度の連結会社の研究開発費総額は、

37億3千3百万円であり、

各セグメント別の研究目的、

主要課題、

研究成果及び研究開発費は次の通りであります。

( 1) アイケア関連

当社を中心に、

この分野のマーケットリーダーとしての優位性を磐石にすべく、

高品位の製品開発を視

野に作用成分の遺伝子解析による機能解析や遺伝子工学的手法による作用成分の探索、

機能に特化した

製剤技術等を一層強化し、

消費者の快適性の向上、

効果・持続性の増強、

安全性の向上等の高機能を付加

し、

消費者満足度を高める製品の研究開発を積極的に行っております。

当連結会計年度における主な成果としまして、

これまでソフトコンタクトレンズ装用時には涙液型の目

薬しか使用できなかったものを永年の技術検討により、

レンズに影響を及ぼさない製剤化技術を開発し、

かゆみに効果のある成分を配合することに成功いたしました。

これにより、

ソフトコンタクトレンズユー

ザーのつらい目のかゆみや不快感に、

日本で初めてソフトコンタクトレンズを装用したまま点眼できる

目薬「ロートアルガードコンタクト」を発売いたしました。

さらに、

コンタクトレンズを外した後や、

アイメイクを落とした後の瞳の汚れをしっかり落とす、

ビタミ

ンE・ビタミンB6・ビタミンB12を配合したピンク色の洗眼薬「ロートリセ洗眼薬」を発売いたしまし

た。

当事業に係る研究開発費は9億3千4百万円であります。

( 2) スキンケア関連

当社及びメンソレータム社を中心に、

医薬品、

医薬部外品及び化粧品等の分野を中心として、

消費者の

快適性の向上や製薬企業としての基盤技術に基づく、

より一層の安全性・有効性の向上、

さらに機能性を

高めて競合他社品との差別化を図ることを重点課題として、

研究開発活動を行うとともに、

積極的に新規

分野の拡大を図っております。

当連結会計年度における主な成果としまして、

1日1回の使用で効果が得られる水虫治療薬「エクシ

ブ」に、

すばやくかゆみを鎮めるジフェンヒドラミンとリドカイン、

炎症を抑えるグリチルレチン酸を新

配合し、

処方を強化いたしました。

さらに、

「メンソレータムリフレアデオ&ドライ」には、

殺菌成分とし

て、

ベンザルコニウム塩化物に加え、

皮脂に強いイソプロピルメチルフェノールを有効成分としてW配合

し、

皮脂分泌の多いユーザーに対してもニオイの原因菌をしっかり殺菌し、

ワキのニオイを元から抑える

ようにいたしました。

これにより、

制汗有効成分が汗を抑えるとともに、

当社従来品の約3倍の皮脂吸着

力がある超吸着ドライパウダーが汗や皮脂をしっかり吸着して、

ドライな使用感を実現しました。

(18)

また、

皮膚再生研究により、

肌の弾力に関わる弾性線維の生成を促進する新たな成分エラスリッチを発

見し、

老化した弾性線維を再生させることに成功いたしました。

この新規成分と、

既に開発済みのエラス

グロウを組合わせることによって、

「オバジダーマフォースX」の処方強化リニューアル、

並びに目もと

を集中ケアできる「オバジダーマフォースアイ」を新発売いたしました。

さらに、

肌老化の原因のひとつ

になると言われている糖化という現象に着目し、

肌のエイジングを促進させる糖化反応に関する研究を

継続して進めた結果、

ブドレジャアクシラリス葉エキスに糖化コラーゲンの産生を抑制する効果がある

ことを日本女子大学と共同で発見し、

この成果をもとに「オバジデイコンプリート」を発売いたしまし

た。

さらに化粧品分野の成果として、

米国ダイナミス・セラピューティックス社と共同で、

皮膚の老化過程

に関与する物質3DG

(3- デオキシグルコソン)に着目した研究を行った結果、

いくつかの植物抽出物、

然由来物質等で優れた効果を見出しました。

この結果をもとに2つの成分を組み合わせ、

これらをアル

サ ー ジ α

・ ア ル サ ー ジ β

と し て 配 合 し た 百 貨 店 専 用 の 化 粧 品 ラ イ ン を 開 発 し 、

新 ブ ラ ン ド 「 epi s t em

e

(エピステーム)」として国内百貨店並びに中国の百貨店にて発売いたしました。

加えて、

リップスティックにおいては、

製剤の透明度を高める新技術を採用することにより、

美容リップ

にふさわしい高級感に加え、

今までにない極上のなめらかな塗り心地、

唇をラップするようなうるおい

感、

長持ちする艶を実現いたしました。

スティックの中では、

今回の技術の要となるファイバーネットが

たっぷりの美容液オイルを包み込んでおり、

塗った瞬間に美容液オイルがファイバーネットの中からと

ろけ出します。

このようなリップ史上初の新技術を活用することにより、

美容液オイルを液状のままス

ティックにとどめ、

高級感あふれる透明なリップスティック「メンソレータムオイルモイストリップ」

の製品化に成功いたしました。

当事業に係る研究開発費は20億1千1百万円であります。

( 3) 内服関連

当社を中心に、

当事業における積極的な製品拡大を重点課題として、

医薬品、

新医薬部外品及び特定保

健用食品、

サプリメント等を中心として、

有効性と消費者の快適性の向上を重視した製品の積極的な研究

開発活動を行っております。

当連結会計年度における主な成果としまして、

漢方薬シリーズ「和漢箋」に、

水分代謝を助け、

汗っか

きの人の肥満症(水太り)を改善する「ロート防已黄耆湯錠(ぼういおうぎとうじょう)」、

体を温め、

つらい月経の不調や足腰の冷えを改善する「ロート温経湯錠(うんけいとうじょう)」、

つらいのどの

痛みやせき、

頭痛などの風邪の症状をしっかり改善する「銀翹解毒散(ぎんぎょうげどくさん)エキス

細粒」、

さらに、

アレルギー反応などに働きかけ、

つらい鼻水、

くしゃみ、

鼻づまりなどの鼻炎症状に効果

を発揮する「ロート小青竜湯錠(しょうせいりゅうとうじょう)」に追加して、

1日2回タイプの5歳

から服用できる「ロート小青竜湯錠Ⅱ」を発売いたしました。

また、

花粉症対策のアルガードブランドからは、

鼻づまりに効果を発揮する血管収縮剤の塩酸プソイド

エフェドリンに加え、

抗アレルギー作用のある、

第二世代の抗ヒスタミン成分メキタジンを配合した複合

処方「アルガード鼻炎内服薬Z」を発売いたしました。

当事業に係る研究開発費は6億4千6百万円であります。

( 4) その他

当社を中心に、

国内外企業や研究機関との協働活動を積極的に推進し、

妊娠検査薬などで定評のある当

社の得意とするイムノクロマト技術を生かしたインフルエンザ検査キットをはじめとする検査薬、

高齢

化の進展に伴い増加傾向にあるドライマウスの対策製品、

義歯関連品及び衛生雑貨等を中心として、

新た

な消費者のニーズに対応した製品の追求とさらなる新規分野開拓のための積極的な研究開発活動を行っ

ております。

当事業に係る研究開発費は1億4千1百万円であります。

参照

関連したドキュメント

このような状況の下で、当業界は、高信頼性及び省エネ・環境対応の高い製品を内外のユーザーに

・2月16日に第230回政策委員会を開催し、幅広い意見を取り入れて、委員会の更なる

※短期:平成 31 年度~平成 32 年度 中期:平成 33 年度~平成 37 年度 長期:平成 38 年度以降. ②

インド C・P・ラムダス オイスカ南インド支局会員 インド P・チャンドラ・ミシュラ オイスカオディシャ支局会長 インド フォウジア・ムバシール

参加議員:福田康夫 JPFP 会長(衆・自)、広中和歌子 JPFP 会長代行(参・民)、逢沢一郎 JPFP 幹事長(衆・自)、南野知惠子 JPFP

 福島第一廃炉推進カンパニーのもと,汚 染水対策における最重要課題である高濃度

関係会社の投融資の評価の際には、会社は業績が悪化

<第2回> 他事例(伴走型支援士)から考える 日時 :2019年8月5日18:30~21:00 場所 :大阪弁護士会館